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とんだWiFi

最近、Free WiFiのお店も増えてきていますよね。

どうせスマホ使うんだし、全国的にWiFiが飛んでればいいのに!といつも思う王様です。

 

ごろねのくにでは、来店いただいた方にゆるりと過ごしていただくことがいちばん大切なので

もちろんWiFi完備!

 

というわけで、本日はWiFiの線を引く工事でした。

じつは、先日シンクをピカピカにした日も、この工事のはずでした・・・が。

その日のうちには工事ができなかったんです。

 

理由は・・・

電話線が見つからない!

 

そんなことあるかい!と思ったのですが・・・

あるんですねぇ。

 

 

店舗内、確かに電話線やLANケーブルのようなものは顔を出しているんですが、

「これはおおもとの線じゃない」と工事のお兄さん。

大抵は部屋の隅(天井のことが多い)から、ビルの電話線に直接つながっているラインが出ているはずと。

いま、お部屋の中に顔を出しているケーブルは、すべて「もと線」を継いだもので、無理に引っ張ったりすると切れるかもしれないため

とにかく「もと線」を探さないといけない。

でも、天井に開けられるところがなくて、探せない。

だから、今日は工事できません。

最悪は、今ある壁天井を全部とっぱらって、もと線探しをしないといけないかもしれないです。

 

・・・えっと。

そんなえらい騒ぎになるんですか、電話ひとつで!

全部とっぱらうって・・・そんなの居ぬきの意味ないじゃん!

 

しかたなく、不動産屋さんとビルのオーナーさんに相談。

オーナーさんが電話会社に問い合わせて下さり、「たぶん入り口側の床下に出ているはず?」との情報。

確かに、床を開けてみるとなにやら線が出ている。

これか?ほんとか?

 

とにかく再度見てもらわないとわからないので、再び電話工事屋さんに来ていただいた本日。

床を開けてみて

「うーん、これじゃないですね・・・」

 

えっ

じゃあどうしたらいいのよ~~~

王様だいぶへこみました。

 

「2階に、ビルの電話本線があるので、ちょっとさわってみます。コンコン音がしたら教えて下さい。」

去っていくお兄さん。

取り残される王様。

コンコンって・・・今から何が始まるのか?

 

少し経つと、壁のまんなかあたりでしゃかしゃかと何か小さい異音が。

音がちょっとずつ入口の方に動いていく。

特定のポイントで、「カシャカシャ」と明らかに音が変わる。

・・・こういうこと?

 

走って降りてきたお兄さんに早速報告。

「この辺だけ、音が違いました」

「じゃあ、どこかに開口部があるはずなんですよ~」

壁全体を触るお兄さん。

「あ、これだ!」

・・・ん?

「ここだけ、壁紙がへこんでるでしょう。ここから線が出るはずです。切っていいですか?」

そりゃ、壁も天井も壊されるより、5×10cmの壁紙切られるぐらい全然平気ですよ。

 

かくして、壁からなにやらコードたちが出現。

穴の中をごそごそするお兄さん。

 どきどきしながら見守る王様。

「うーん、これじゃないな・・・あった!」

 

赤いのが電話線、黒いのがお兄さんが2階から入れた線なのだそうで。

とにかく、みつかりました。

電話線大捜査線、終了。

 

かくして、店内大工事の危機をまぬがれ、WiFiルーターさんが我が国におでましになりましたとさ。

あー大変だった。

これで王様の仕事も格段にやりやすくなります。

 

そういえば、墨田区のこども広場の方が、「こどもを見ててくれるなら、WiFiさえあればちょっと仕事できる」といって

仕事をしに来るママさんがいらっしゃるとおっしゃっていました。

 

王様もけっこうノマドな仕事をしてきたので、よく電源とWiFiのあるカフェで仕事してました。

ごろねのくにも、そんなノマドパパママのワーキングスペースに使えると思います。

しかも子連れでOKなんて・・・夢のようです。

うちの姫が小さいときにも、そんな場所があればよかったのに!