いつもありがとうございます。
ごろねくにの王様こと錢谷です。
本日は、大事なお知らせがございます。長文になりますが、お読みいただければ幸いです。
【パンが作れなくなります】
実はわたくし、左手の手術のため3月11日に入院することになりました。
そんなのどうでもいいと思われるかもしれませんが、みなさまに関係のあることは
ごろねのくにの中心的なメニューである『パン』がなくなる、ということです。
以前のごろねTIMESでお知らせしたこともあるのですが、わたしは関節リウマチという病気にかかっております。
全身の関節が炎症を起こし、骨が破壊されたり変形したりする病気です。完治することはありません。
毎日 わたし1人でパンを仕込んで焼いているのですが、左手親指の痛みと変形が顕著になってきて
パンを作ることもすこしつらくなってきました。
このままでは、進行するだけだし、ほうっておいたらもうパンを作ることもできなくなるかもしれない・・・
そこで、この度 思い切って手術を受けることにしました。
病気が治るわけではありませんが、痛みと変形を和らげることはできます。
これからもパン作りを続けられるように、みなさまにずっとおいしいパンを提供し続けられるように・・・という一心からの決断です。
手術自体は大きなものではありませんが
術後6週間は左手を固定する金具が親指に刺さったままの状態になります。
つまり、この期間はパンを作ることができなくなります。
パンを楽しみに来てくださっているみなさまにはご迷惑をおかけしますが、どうかご了承いただければと思います。
【入院前日 3月10日は錦糸公園のイベントにパン出店】
実は先週末、急に手術日がきまったのですが・・・
入院前日にあたる3月10日(日)は、錦糸公園で行われる「ソラのねマルシェ」に出店することになっています。
もちろん、パンやさんです。
いつもの丸パン、メロンパン、あんぱんだけでなく
ミシュラン1つ星シェフのとんかつを挟んだ「限定ミニカツサンド」をはじめ、いつもと違う特別なパンを400個用意します。
しばらくパンを作れなくなる分も、全力でイベントの準備をいたします。
そして、気が落ち着かない手術前の1日を、みなさんと楽しんで過ごしたいと思っています。
よろしければぜひ、遊びにいらしてくださいね。
【3月11日からは王様応援特別メニューをご用意】
わたしの入院中から固定装具がはずれるまでの期間(3月11日から4月末まで)
店を閉めるか、パンを買ってきてサンドを作るか・・・などいろいろ考えました。
でも、パンがなくても、「ごろねのくに」という場所を提供することが大切だと考え、
ごはんを中心にした特別メニューでみなさまをお迎えすることにいたします。
そして、お子さんたちが大好きな「丸パン」だけはご用意できるように、いまスタッフさんたちが丸パン作りの特訓中です。
食パンは時間もかかるし技術もいるので作れませんが、丸パンなら!と、パン作り好きのスタッフさん2名ががんばってくださっています。
わたしも手は使えませんが生地の見極めなどにはもちろん同席しますので、お味は保証します!
【GW後にベーカリーを亀戸に開店】
左手の固定中、現在パン作りの工房として使用しております亀戸天神そばの「王様のかくれ家」を大改造して
5月の連休明けにベーカリーとしてオープンいたします。
同時に、ごろねのくにの店頭にも「ぱんのまど」を作ります。
靴を脱がなくても、外からパンを買えるようになりますよ!
これから約2ヶ月ほどパンの提供がストップしてしまいますが、
5月からは毎日たくさんの種類のパンでみなさまをお迎えするため、準備を進めています。
みなさまが「パンおいしかったよ!」と言ってくださるから
オープンからこの1年、毎日AM2時おきでがんばってきました。
でもちょっと無理がすぎたのかもしれません・・・苦笑
いつもパンを楽しみにしてくださっているみなさま、本当に申し訳ありません。
少しの間、パンがないごろねのくにも、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。
わたしも手術を終えて、動くようになった手でもっとみなさまに喜んでいただける「くに」づくりに励みたいと思います。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
錢谷 聖子
ごろねのくにの王様
兼 一般社団法人うちナース理事長
コメントをお書きください
永井 朋美 (月曜日, 25 2月 2019 08:37)
錢谷さん、大事なお知らせありがとうございます。
大変な状況の中、いつもと変わらぬ笑顔でしかも亀戸ラボを始動させ、生産量をあげておられた事に感激しつつお身体心配しております。
パンのファンの為に新規オープン、お店の改装、スタッフさんの特訓と気が休まらないかとお察ししますが、入院の間だけでもどうかゆっくりお休みになってご自愛くださいませ。
どうぞお大事に…